都会の中では割と海側に住んでいた自分にとって、
"水平線"は身近に感じる存在。
ただ、"地平線"はどうかと言われると全くの他人のような存在だった。
それが今はどうだろう。
どこを歩いても、どこを車で走っても、どこを見渡しても
「地平線」
こんな世界は初めてだ。
美しい。
地平線ってこんなにも美しくて壮大なのかと。
改めて自分がどれだけ小さな存在なのかを感じる瞬間だった。
(北海道 多和平)
自然の壮大さを味わえるのは展望台だけでなく、それは移動中でも。
(釧路のどこか)
助手席から見える風景。
建物なんてほとんどない。見えるものは自然。大自然だ。
どこまでも続く地平線。
ゴールなんてない。その先には一体何があるのだろう。
そう考えながら、大地を眺めていた。
おわり